ネイル座学★特別講座

【ネイル座学】ネイリスト人生が愉しくなる♪「色」の力★色彩心理学第二段★

色彩心理学第二弾

色彩心理学第二弾

あゆみせんせ
あゆみせんせ
本日の【ネイル座学】は、ネイリスト人生が愉しくなる「色」のチカラ★色彩学第二弾です♪♪

あゆみせんせ
あゆみせんせ
本日は、色を効果的に使うために色別に色の持つ力や性質を深く解説していきます♪

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人を表す英語 human という言葉は、「hue-man」=「色の人」をあらわしていると言われています。

つまり人は、色のエネルギーでできていると意味します。

色別★深層心理

【赤 深層心理】

赤は、血の色、火の色、太陽の色。エネルギーをや生命力をあらわします。

エネルギッシュで生命力に溢れ、行動的で、活動的な質を持っています。

情熱的な愛情、愛の色。

赤は紫外線の隣に位置する色。赤には暖めるパワーがあるので冬におすすめ。

血の色である赤は、血液の循環を活性化させる働きがある。

(Keyword)

情熱 生命力 エネルギー 外交的 活動的 行動的 行動的 サバイバル グラウンディング 怒り 恨み 物質的 肉体的 物欲 欲求不満

古来より日本では、赤は、魔除けの色、呪術の色と言われています。神社に赤い鳥居が多いのは中国からの風習で、赤でも特に朱色には厄除けや疫病よけの意味がある。その朱色の原料には、古代からと辰砂が使われ水銀の原料であり、木材の防腐剤としての効果もあると言われています。辰砂は血の色と同じであることから、古代から呪術や魔除けとして使われてきた歴史があり、古墳の内壁や壁画に使用されてきました。

旧石器時代の壁画が残存するアルタミラの洞窟にも、赤が多用されています。

赤には、死への恐怖と生への渇望が感じられます。

【オレンジ 深層心理】

オレンジ色は、みかんやフルーツなどの色。

たわわに実るというイメージから、団体への関わりをあらわします。

それゆえ、オレンジを選ぶ深層心理は社交性をあらわします。

(Keyword)

洞察力 社交性 陽気 至福 向上心 独立心 自立心 満足感 ショック トラウマ 依存心 恐怖

オレンジ色は食欲色とも言われている。暖かさを象徴する色で明るい団らんをサポートしてくれる働きがあることから、ファミリーレストランではオレンジ色が使われることが多い。

またオレンジ色は、チベットやタイの僧侶の法衣の色。この色は克己心、向上心、その上での至福感をあらわします。自我を手放し、無我の境地に達するために修行している者の色です。また、親しい人が亡くなって癒やされない状態であるとか、リストラされたり、友人に裏切られたりなど、ショックなことがあったとき、オレンジはそのパワーを与えて自立して歩んでいくサポートをしてくれます。

【イエロー 深層心理】

黄色は、その色の明るさから笑いやユーモア、楽しさをあらわします。

日本では、幸せ、希望を表すことが多い色です。

しかしながらイエロージャーナリズムという言葉があるように、そのライトさが軽薄、低俗と見られたり、くちばしが黄色いという言葉のように未熟という捉えられ方もあります。

(Keyword)

明るさ ユーモア 笑い 楽しさ ポジティブ 知識欲 明晰性 希望 幸せ 喜び 気付き 神経質 批判的 混乱 裏切り 甘え エゴ

黄色は、古代エジプトでは最高神の太陽神をあらわします。生命、永遠、豊かさの象徴です。多くの日本人は太陽を描くとき、赤を使うことが多いが、欧米人のほとんどは黄色と認識している。また、中国思想の陰陽五行では中央をあらわし、皇帝を表す。光り輝く黄色は、金色とも通じ、特別な色と見なされることも多い。

黄色は危険を回避させるときの色でもある。

【グリーン 深層心理】

緑色の代表といえば植物の緑。

人々に安心、リラックスを感じさせ、周りの人々に安心感、安らぎを与える色である。緑は、酸素を光合成し豊かな世界を作り上げる、なくてはならない地球の彩りです。

(Keyword)

リラックス リフレッシュ 安心 安全 安らぎ 調和 協調性 バランス ハートの真実 方向性 決断力 再生 スペース 嫉妬 優柔不断 八方美人 

もっともっと身近な緑色といえば、食べ物の野菜の緑。野菜は、人間の体を機能させるためにならなくてはならないビタミン類を多く含んでいる。ビタミンとは、ラテン語で vita 「生命」に必要なアミンの意があり、微量で生体の正常な発育や物質代謝を調整し、生命活動に不可欠な有機物である。野菜の緑にも、緑の調整機能があるのです。

緑茶は日本の文化であり、中間色の緑は、日本人のノーともイエスとも言わない曖昧さ、中間を保つ、和をもって尊しとす、というような概念さえ象徴している。

【ブルー 深層心理】

青色は、内向性をあらわし、求心的で自分の内側に深く冷静に入っていく色。

常に冷静に、落ち着いた思考、判断、行動できる色です。

一方、内側に入るということは、孤独感や寂しさもあらわします。

(Keyword) 

平和 冷静 信頼 内向的 コミュニケーション 神聖 自由 創造力 理知的 父性と母性 権威 忠実 孤独 悲しみ 憂鬱

パブロ・ピカソの絵は、作風の変化にあわせ「青の時代」と呼ばれる時代があります。親友カサヘマスの自殺に大きな衝撃を受け、青を基調とした色調で、カサヘマスや乞食、盲目、娼婦、道化師、洗濯女などを描いており、自分の中の孤独や悲しみがキャンパスに青く染められている。ピカソは「技術は悲哀と苦悩の娘、悲しみにこそ瞑想の場である」と言っている。

元ヤクルトのキャッチャー古田敦也選手は、現役時代に、ピッチャーのコントロールをよくするために茶色のキャッチャーミットを青色に変えた。青の冷静さ、落ち着きをもたらす効果、求心性、集中力を高める効果を利用し、さらには肩と膝パットにはアイキャッチのため黄色を配置したそう。その結果、見違えるようにピッチャーのコントロールがよくなったと言われており、多くの投手に赤と青の的にボールを投げさせた実験では、青に命中する確率は赤の的よりも3倍も高いというデータも出ている。

【紫 深層心理】

紫は、赤と青という相対する性質が混ざり合ってできている色。

情熱的で外交的な赤と、冷静で内向的な青という複雑で包括的な思考、感情を秘めています。

(Keyword)

癒し 神秘的 奉仕 精神的 高貴 カリスマ性 芸術性 変化 変容 (精神と肉体の)バランス 二次元性 スピリチュアリズム 現実逃避 喪失感 悲しみ

紫はその二面性から、精神と肉体の両方に癒しの効果が高い。

古代エジプト、古代ギリシャ、古代インドなどでも心身の治療によく使われてきた色でもある。

日本でも江戸時代にお殿様が病気になると、頭に紫色のはちまきを巻いたりしている。染料の紫草の根は薬草であり、抗炎症、解毒、解熱の薬効があり、また皮膚病や胃腸薬にも使われている。神秘的な紫が邪気をはったり魔除けになると信じられていた。

また、貝紫の分泌液も消毒液となる。現代では、紫の波長が細胞内の光回復酵素を刺激してDNA RNAの損傷を修復すると研究されている。また、紫外線は殺菌作用があり、ホテルのくしやスリッパの殺菌に使われている。

【ピンク 深層心理】

ピンクは愛の色、優しさの色。

子宮内壁の色であり、誰もがお母さんのお腹にいた時のような優しい安心感を感じさせる色です。

(Keyword)

無条件の愛 優しさ 女性性 母性 思いやり 親切 自己受容 女性的直感力 繊細 甘え わがまま 傷つきやすさ 愛の渇望

子宮で物を考える という言葉があるが、女性は特有の直感力に優れている。点と点を繋ぐような浮気にピンとくる といった右脳的直感力もピンクの特徴の一つです。

女性の子宮的感性は、自分の欲しいものを掴む本能のような物を持っている。

【白 深層心理】

白は純粋無垢の象徴。清潔感があり真新しさを表す色です。

ウェディングドレスに白を着るように、処女性と純粋さを表すので白は純粋で何にも染まれる柔軟性があります。

(Keyword)

浄化 可能性 純粋 無垢 無邪気 新生 清潔 スタート 正義感 完璧主義 繊細 虚無感 悲哀 苦しみ 潔癖

白は、全ての光を反射した色でもあり、全ての色の光射が含まれた色であるので、あらゆる色の可能性という意味があります。

白が気になる時は、潜在能力を発揮するときでもあり、1からスタートしたい、していこうという気持ちをあらわしているのかもしれません。

あらゆる色のエネルギーを内包している白は、自己治癒力を高める色でもあると言え、風邪をひいた時などは下着も洋服も白にすると太陽光線の全波長を皮膚まで通す事になり治癒力が高まります。

白はクリアでもあり、涙の色。

繊細なガラスのハートをあらわし、心の中にたくさん涙が溜まっているような苦しみを表すこともあります。

白日のもとにさらす という言葉がありますが、光にあてありのままに公にしてスッキリさせたいという意味も持つ色です。

【黒 深層心理】

黒は、闇の世界。恐怖や死をあらわします。

光の白と対になる古代より根源的な色です。光が希望であるのに対し、光のない黒は絶望をあらわします。

(Keyword)

絶望 死 闇 恐怖 悲しみ 不安 強さ 根源 圧迫的 閉鎖的 ストレス 威厳 重圧感 厳粛 フォーマル

ピカソの大作「ゲルニカ」は、白・黒・グレーの無彩色で描かれている。スペイン内戦中に空爆を受けた祖国スペインの街ゲルニカを主題に描かれたもので、反戦メッセージが込められている。色のある有彩色の世界は、生の世界、それに対し、無彩色は死の世界を表す。また、無彩色の冷たさは、悲しさ、寂しさ、怒りをも内包し、悲惨な感じがより感じられる。

黒は、他の色の鮮やかさを一番際立たせる色。高級なジュエリーなどは背景を黒にし、商品の美しさを演出している。黒子も同じ意である。

黒は収縮色であり、白は膨張色である。黒い洋服は引き締まって見え、実際細く見える。また黒い洋服を着ると色白に見える効果もある。

 

あゆみせんせ
あゆみせんせ
色を意識的に使うと心も頭も柔らかくなっていきます♪色の世界wp理解すれば、お客様との円滑なコミュニケーションが取れたり、様々な場面でより良い方向に繋がることもできるのです♪本日も最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。


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